県内その他の地域のゲンゴロウ類
体長34~42mm、全国に分布。石川県絶滅危惧Ⅰ類、環境省絶滅危惧Ⅱ類。45都道府県でレッドリスト掲載種となっており、東京都、神奈川県、千葉県では絶滅種とされる。 県内でも、生息地は少ない。
石川県、環境省ともに絶滅危惧Ⅰ類、石川県希少野生動植物。更に環境省種の保存法(通称)により無許可の捕獲、飼育、譲渡などが禁止される。 関東(東京都、神奈川県、千葉県。但し、現在の分布は千葉県のみ)および日本海側(新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、島根県に分布。関東の個体群とはかつて亜種として分けられていた。 80~90年代に再発見されるまでは絶滅したと考えられていた希少種で、近年でも著しく減少しており、保全状況は大変厳しい。石川県内でも一部地域に残存するが、この20年程の間に生息地は大きく失われている。 *採集許可を得て撮影された個体。
*採集許可を得て撮影された個体。
体長14mm、全国に分布。石川県絶滅危惧Ⅰ類。良好な里山に棲息し、近年では減少している。地域によっては多産するが北陸では以前より記録が少なく、石川県では過去に3例しか記録がなく、2000年以降は報告されていなかったが、2014年に再発見されている。
体長約13mm、全国に分布するが現在では良好な里山でしか見ることは難しく、個体数も少ない。 県内では能登でのみ記録されている。
体長7~8mm、全国に分布する普通種。金蔵ではまだ見つかっていないが、県内各地の幅広い水域で見つかっている。
体長7~8mm、山間部の源流域に棲む流水性ゲンゴロウ。同属のクロマメゲンゴロウとは、背面の光沢を欠くことから区別可能。 山が海に近い為に小河川が多く、源流域が河口に近い能登では、比較的低地で見られることもある。 金蔵では見つかっていないが、町野町や三井町、石休場など輪島市各地で見つかっている。