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金蔵の溜め池や水田などで見られる水生甲虫類
オオミズスマシ
奥能登では、溜め池で多く見られるミズスマシ。全国的に減少しているといわれる。金蔵の越戸池(コエト池)では、雪が積もる真冬の真夜中でも群れて活動しているのが見られた。
オオミズスマシ
オオミズスマシ、2014年1月夜の越戸池にて。
オオミズスマシ
2014年1月夜の越戸池にて。
コガシラミズムシ
体長3.1~3.6mm。 水田や溜め池に棲息し、特に水田で多く見かける他、灯火にも多く飛来する。頭が極めて小さい。
コガシラミズムシ
収穫後の水田内に出来た水溜りにいたコガシラミズムシ。
ガムシ
石川県、環境省共に準絶滅危惧。 体長33~40mm、全国に分布。幼虫は巻貝を主に捕食する肉食性だが、成虫は雑食性。飼育下では、水草があっという間にボロボロになる。 全ての足をバタつかせて不器用に泳ぎ、動きは鈍い。 かつての石川県では多産していたがこの10年程の間に激減したと言われていた。 写真の個体は何らかのアクシデントにより翅が破損している。 尚、ガムシ科はゲンゴロウと混同されやすいが、腹部に空気を貯め込む為に水中では腹部が銀色に光って見えること、全ての足をバタつかせるように不器用に泳ぐこと、触覚が膨らんでいること、などから見分けが可能。
ヒメガムシ
体調10~12mm、全国的に最も普通のガムシ。水田や溜め池など様々な水域で見られ、個体数も多い。特に夏の水田では成虫、幼虫共に多く見られる。灯火にもよく飛来する。
ヒメガムシ
水田で見かけたヒメガムシ。
ヒメガムシ幼虫
ガムシ類の成虫は雑食だが、幼虫は肉食。動くものに反応し、飛びかかる。夏の水田で特に多く見られる。
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